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ササンマスターのひとりごと


by sasunsasun
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誕生日

昨日12日は娘の誕生日でした。
早いもので17歳です
青春の一番輝く時期に突入ですね。

自分の誕生日と言うものはありがたいのですが
自分自身のこと、なかなか客観的に見ることが出来ません。

しかし、子供のことになると生まれた時からずっと見てきているわけですから
なにか月日の積み重ねが年輪のように見えます。

元気に今日まで育ってくれたことに感謝しながら
これからも心豊かに育ってくれることを祈って少しだけお祝いをしました。

さて、
先日の秋葉原の凄惨な事件、命を落とされた若者たちは
まさに自分の子供さしてと変わらない年代。
とても他人事とは思えず、やりきれない気持ちが消えるとがありません。

しかし、犯人とされる青年も25歳 同じような年端ではありませんか。

今一度、だれもがこの世に生を受けたこととについて
見つめてみることが必要と思うのは私だけではないと思います。

西郷南洲遺訓(なんしゅうおういくん)西郷隆盛の遺訓集野中に
敬天愛人(けいてんあいじん)という言葉があります。
「天を敬(うやま)い、人を愛する」

西郷隆盛が好んでよく使い、揮毫した言葉です。

「道は天地自然の物にして、人はこれを行うものなれば、天を敬するを目的とす。
天は我も同一に愛し給ふゆえ、我を愛する心を以て人を愛する也。」

人それぞれには、その天から与えられた天命というものがあり、
それに従って、人は生きているのである。
だからこそ、人はまず天を敬うことを目的とするべきである。

天というものは、仁愛、すなわち人々を平等に、かつやさしく愛してくれるものであるので、
天命というものを自覚するのであれば、天が我々を愛してくれるように、
人は自らも他の人に対して、天と同じように、慈愛を持って接することが何よりも必要である。

子供たちに美しい日本の心が少しでも伝えることができるなら
彼女の子供たちにもきっとその心は伝わっていくと思うのです。

誕生日という節目に寄せて日本の未来を背負う若者が
人として大切な心を育くみ、二度とこんな悲しい事件が起こらない
そんな国になってほしいそう思うのでした。
by sasunsasun | 2008-06-13 16:34