ササンマスターのひとりごと


by sasunsasun
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商品について

こんにちは、ササンマスターです。

今日通勤途中に曼珠沙華(彼岸花)が
一輪咲いているのを見ました。

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この彼岸花は中国から帰化したもの
と言われています。

さて、その中国ですが
衣料品の生産拠点としては
間違いなく世界一だと思います。

私がお勤めをしていた時に
商品のオーダーをしに中国へ
直接出向いていたこともありました。

もう30年以上前になりますが
ちょうどその頃先日も書いていましたように
韓国台湾から中国本土へと縫製の拠点が
変わっていったからに他なりません。

理由は工賃の安さです
工賃の安さ=安価な衣料品が提供できる
と言うことですね。

ここで一つ大事なことを
書いてみたいと思います。

ファツションは文化であって
生活水準に応じたものしかできない
と言うこと。

中国製品も今では一流ブランドでも
生産基地にしています。

それだけ縫製技術も上がった
ということなのですが
それと共に工賃も上がっているわけです。

言い方は悪いのですが
私が中国上海に出向いていた頃は
都市部のホテルは別として
一般的な工場ではトイレには仕切りなしで
溝が掘ってあるだけ
(もちろん男も女も同じつくりです)

街の明かりも暗く車よりも
自転車の往来が凄かった
そんな時代でした。

市内には人民服を着ている人が多く
街ではフッションを楽しむ風では
ありませんでした。

工場で色を決めた時も
赤と指定してもオーダーした品物には
何種類もの赤がありました。

朱赤もあればオレンジ系の赤 
黒系の赤・・
色違いがいっぱい(笑

これは同じ赤ではないと言うと
相手さんの工場の人は
全て「赤」ですと言います。

そうなんです、色違いという概念がない
また色を揃えるという考えもない。

だからこそ工賃も安かったわけですが
それが製品として
日本で普通に流通するまでには
長い時間がかかったというわけです。

まさにこれは文化の問題なのでしょうね。
トイレのことでも生活水準が
分かるかと思います。

日本では長いデフレの時代が続き
ファストファツションという安価な服が
一般的になりました。

日本では文化も育っていて生活水準も高い
だから衣料品に求める品質の高さは
それが低価格品でも納得できる
作りの基準値が高いわけです。

中国の沿岸部 
例えば上海はご存じの通り
上海万博を期に経済は急成長し
生活水準も日本とそん色ないと言っても
過言ではないでしょう。

街中にはファツションが
あふれる時代になりました。

いま、たぶんですが
上海市内では縫製工場は
一部の特殊な所を除いて
ないのではないでしょうか。
工賃は日本で縫うのと
大差ないと思います。

また近隣地区の縫製工場でも
地元の人は働いていません。
すべて奥地からの出稼ぎ労働者です。

このような変遷をたどりながら
作られた衣料品が
今私たちの周りに流通しているわけです。

ニュースで聞くこともあるかもしれませんが
中国から第三国への縫製基地の移動

中国の工賃高騰により
安い工賃の所に移動が始まっていますが
直ぐにそれが進むとは考えにくい。

その理由は中国の縫製の歴史を見れば
一目瞭然です。

フッション文化も生活水準も育っていない所で
日本に合致する商品を作るのは
並大抵のことではないからです。

ササンで販売している商品も多くが
まだまだ中国製です。

その中でも、生産背景のことを知りながら
またそれぞれのメーカーの特性をしりながら
安心してファッションを楽しんでもらえるものを
店長と共にセレクトしてお届けしております。

それでも不都合が生じてしまうかもしれません
その時は遠慮なくおっしゃってくださいませ。
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by sasunsasun | 2014-09-18 11:13 | Comments(0)